長く続いた「本業+アルバイト」の二刀流が、ついに終わった日
前回の「4年待って800倍。なのに、半分も換金できなかった話」の続きです。
暗号資産でまとまったお金が手に入ったとき、僕はある決断をしました。十数年続けた「ダブルワーク」を、ついに卒業したんです。
二刀流の歴史
僕の社会人生活は、ほとんど 本業+アルバイト の二刀流でした。
- 新卒の頃:給料が少なくて、生活費のため
- 借金スパイラル時代:返済のため
- 完済後:退職金を失って、また返済モードに
- 自営業の手伝い時代:給料が低くて、その補填のため
数えてみると、トータルで 十数年は二刀流生活 を続けていました。
1日のスケジュール感(当時)
平日のある日は、こんな感じです。
| 時刻 | 予定 |
|---|---|
| 6:00 | 起床 |
| 7:30 | 本業 出社 |
| 17:30 | 本業 退社 |
| 18:30 | アルバイト開始 |
| 22:00 | アルバイト終わり |
| 23:00 | 帰宅・夕食 |
| 0:30 | 就寝 |
そして翌朝6:00にまた起床、繰り返し。休日も朝から夕方までアルバイトでした。
これを 何年も 続けていると、「疲れた」と感じる感覚すら麻痺していたと思います。
二刀流のメリットと、代償
二刀流のおかげで、確かに借金は完済できたし、生活も破綻しませんでした。投資資金も少しずつ確保できた。
ただ、失ったもの も大きかったんです。
- 時間:週末も休めない
- 健康:慢性的な睡眠不足
- 人間関係:友人との約束を断り続ける
- 趣味:何かに没頭する余裕がない
特に 時間と人間関係 は、後から取り戻すのが難しいものでした。
暗号資産の換金で、卒業を決意
暗号資産で換金した金額は、人生最大のキャッシュインでした(まだ半分以上は売れていませんが、それでも十分な額)。
そのとき、ふと思ったんです。
「このままアルバイトを続ける必要、ある?」
家賃も生活費も、本業の収入と暗号資産の利益でカバーできる。続ける理由は、もう経済的な合理性ではなく、ただの習慣 になっていました。
アルバイトを辞めた日
長年お世話になったアルバイト先に、辞めることを伝えました。最後の日は淡々と業務をこなして、感謝を伝えて帰宅しました。
家に着いて、「明日からアルバイトがない」という事実が実感として来たとき、不思議な感覚がありました。
達成感でも解放感でもなく、「これから、どうしようか」という空白です。
卒業して気づいたこと
アルバイトをやめて数ヶ月、いくつか変化がありました。
- 時間の使い方が分からない:休日の過ごし方を忘れていた
- 収入の不安はある:毎月数万円の確定収入が消えるのは、心理的に大きい
- 本業に集中できる:副業に体力を取られなくなった
- 副業ブログを始める余裕ができた(→ それが、このブログです)
学んだこと
- 二刀流は、出口戦略を持っておくべき(永遠に続けるものではない)
- 長く働いた習慣は、辞めた後に「空白」を生む
- 時間を売り続けるより、収入源を増やすほうが長期的に効く
- 振り返れば、完済 → 投資 → 卒業 という順番だった
二刀流時代を否定はしません。あの十数年がなかったら、完済も投資もなかった。
ただ、ずっと続けるものではありませんでした。卒業のタイミングを自分で決められるようになること が、副業の本当のゴールなのかもしれません。
次回は、また別のテーマで書きます。